前回の記事では、AIによって経理業務そのものが変わっていくという内容について、お話させてもらいました。
データ入力から確認作業まで。これまで人が時間をかけていた作業が、少しずつAIに置き換わり始めています。
そんな中で、最近こんなことが出来たらよいなと思っていることがあります。
「予算作成」と「予実管理」です。
予実比較は、予算がないと始まらない。
当たり前の話ですが、予実比較は、「予算」と「実績」を比較するものです。
そもそも予算が存在しないと、当然予実比較はできません。
しかし、実際には・・・
・予算を作れていない
・Excel管理が属人化している
・作ったけど形骸化している
といったケースも少なくありません。
特に中小企業や成長フェーズの会社では、「毎日忙しくて、予算管理まで手が回らない」といったこともかなり多いのではないかと思います。
でも、本当は予算こそ経営に必要ではないでしょうか。
予算というと、「管理のための数字」と思われがちですが、本来はそうではありません。
予算は、“会社がどこに向かうかを決める指針”です。
・どこまで売上を伸ばすのか
・どこに投資するのか
・利益をどれくらい残すのか
経営の意思決定そのものであり、予算作成はかなり重要です。
一方で、予算作成にはかなり労力と時間がかかりますよね。
例えば・・・
・過去実績を集計
・季節変動を見る
・人員計画を考える
・案件状況を整理する
・将来予測を立てる
など、ざっと書き出しただけでもやることがたくさんあります。
こういったところも改善出来たらよいなと思っています。
そこで最近考えているのが、AIを活用した“予算作成補助”です。
AIが上記のデータを読み取り、まずは叩き台となる予算を自動生成する。
もちろん最終判断は人が行います。
「ゼロから作る」のと、「AIが作った案を調整する」のでは、労力も時間もかなり違いますよね。
そして重要なのがここです!
予算が作れれば、その後の予実比較も自動化しやすくなるのです。
例えば、freee会計のようなクラウド会計と連携して、実績や着地見込みを予測できたら便利ですよね。
単なる「実績比較」ではなく、“見込み”でも比較することが重要だと思っています。
実際、経営者が本当に知りたいのは、「先月どうだったか」だけではありません。
「このままだと今月どこに着地しそうか」「次月以降、どのようにしていくか。」です。
このあたりをもっと簡単にできないかと、いろいろ構想し挑戦しています。
イメージとしては、単なる「会計ソフト」ではなく、「経営管理インフラ」のようなものを作れたら面白いなと考えています。
いろいろと試行錯誤していますが、少しずつ着々と前向きに進んでいます!
ご興味ある方は、お気軽にお問合せください。