企業の創業期、とくにスタートアップ企業では、とにかくスピードが優先されます。営業、採用、開発など・・・毎日めまぐるしい中で、つい後回しになりがちなのが バックオフィス周りだったりしませんか?
気づけば記帳が数ヶ月分たまっている・・・なんてことも珍しくありません。
さらには、「経理の処理これで合ってる?」「そもそもこの業務は誰が何をやるんだっけ?」
税務署から届いた書類が届いているけど未着手のまま、とりあえず丸投げで税理士さんへお願いしてみようか・・・など、なかなか混沌としていたりまします。
このように、経理まわりの業務を税理士さんとうまく連携が取れていない、税理士さん迷子になっていませんか?
迷子の原因はけっこうシンプルだったりします。
たとえば、
・社内ルールが未整備
・振込の漏れによるクレーム
・社内・税理士さんとのコミュニケーション不足
・税理士さんへの依頼範囲が曖昧
なぜこのような状況になっているかと想像すると、「この辺のことは税理士さんに任せれば全部やってくれる」と思っていませんか?
税理士さんは 法律に基づき公正に対応をしてくれます。税理士さんは強い味方です。。。が、基本的には日常の経理業務はやってくれません。
経理周りのどたばたトラブルを少しでも回避するために、税理士さんにどこまでお願いすべきなのか?以下にまとめてみました。
①決算書・申告書の作成
法律で求められる業務なので必須でお願いしましょう。
期限遅れはペナルティの可能性もありますのでご注意を。
②記帳代行(会計ソフト入力)
特に経理担当がいない企業では、税理士さんへお願いすることを推奨。
仕訳もしっかりしてくれるので安心です。
③税務アドバイス税・務署対応
節税、税務調査対策はプロにぜひ任せましょう。
④給与計算・年末調整
社員が増えてきたらミスが起きやすい領域です。
社会保険や住民税の手続きも絡むため、できればこちらも依頼したい業務です。
この辺りの業務をしっかり税理士さんと連携していけたら、その後もスムーズに進めていけるのではないでしょうか。
そして、ここからは税理士さん業務とは少し離れるので余談です。
・請求書管理
・経費精算
・会計ソフト選定
・クラウド連携
これらをしっかり整えることで、将来の経理業務に大きな差が出てくるといっても間違いないでしょう。スタートアップのリソースは限られています。経理に時間を奪われるよりも、プロに任せて本業に集中したいですね。
当社では経理専門のプロスタッフが多く在籍しており、様々なお客様のケースに対応できるノウハウがあります。些細なことでもどうぞお気軽にご相談ください。