【お客様の声】ゼロベースからのバックオフィス体制構築 ～バックオフィス業務の品質を互いに高め合う関係へ～
今回は社内向けAIチャットボット事業を展開されているHiTTO株式会社様の事例をご紹介させていただきます。
◆事例企業のご紹介
HiTTO株式会社様
担当者名：コーポレートチーム リーダー 早瀬友貴様
事業内容：社内向けAIチャットボット事業
◆ご支援内容のサマリはこちら
-貴社の概要について教えてください
弊社は「仕事のナレッジを体系化し、新しいコミュニケーションを創り出す」をミッションに社内向けAIチャットボット「HiTTO」を開発・提供しています。
また、弊社は「いかに組織を活性化させるか」にフォーカスしており、AIチャットボットが単なる業務効率化だけではなく、社内における新しいコミュニケーション基盤となり、組織のコミュニケーション活性化に貢献する世界を目指しています。
-貴社のバックオフィス業務（経理、労務、総務など）に関しての現状やこれまでについて教えてください。
まず、私がこの会社に入社したのが2019年9月で、その当時はコーポレート業務（バックオフィス業務）専任の社員はゼロでした。
通常の経理業務などは業務委託の方々複数名のみで行っており、それぞれが部分最適で業務を行っていることに課題を感じました。
また、事業が拡大していくためには、このタイミングでゼロベースからバックオフィスの全体最適を考え、品質の高いオペレーション体制の構築が必要でした。
そして、まずは現状を理解するために全てのバックオフィス業務を細かくチェックし、そのうえで必要なものとそうでないものを仕分け、優先順位を付けた結果、システム統合にも着手することにしました。
※早瀬さんご自身でもnoteにその頃の経験を綴っています。より詳細を知りたい方はこちらも併せてお読みください！
https://note.com/t_hayase/n/n46f0532c459a
私自身もスタートアップでのバックオフィス経験が長かったので、お互いに課題意識や向かう方向性がすぐに一致し、一つ一つの言葉や意図も多くを言わなくても伝わる、そういう非常に良い関係を早期に築けたことが大きかったと思います。
-弊社サービスをご利用いただいての感想、費用対効果など教えて下さい。
まず、期待通りカバー領域の広さと、会社のフェーズや状況に応じた対応をいただけることが何よりも有難いですね。当時、M&Aなども動いていましたのでそういった大きな打ち手の前後で柔軟にバックオフィスの幅広い業務を対応いただけたことは大きかったです。
また、「顔が見える」というのも重要なポイントでした。
業務効率化やコロナ禍という観点でリモートワークが中心になりますが、週に1回、会社に来ていただいて対面で業務できる点も魅力の一つです。リモートワークは「既に決まったこと」に取り組むのには向いていますが、目に見えない課題や問題の早期発見など「何をやるべきか」については、やはり会社の中を見ていただいて、対面で業務することで見えてくるものが多いと思います。
おかげ様で今では月次決算の大半の業務のアウトソースに成功していますし、そのクオリティも高いと感じています。ただ丸投げするのではなく、お互いにフローを改善し合うという考え方で取り組んでいるため、こちらが「1」お願いしたら「10」理解してくれたうえで「1あるいは1.2」くらいのちょうど良いボリュームとクオリティの対応をしていただけるのです。伝わりますかね！？笑
そうやって私や他のメンバーのリソースを確保することで、経理だけでなく労務や総務、人事などの領域の型化も進められています。現在共に働いてくれているコーポレートチームのメンバーに関しても、最初はオペレーティブな業務をお願いしていましたが、今はバックオフィス業務をディレクションする役割を担ってもらっています。
-スタートアップ企業の皆さまにメッセージをお願いします。
経理や労務、人事、法務などのバックオフィスは専門性が高い部門です。
そしてそのナレッジは細分化されやすく、属人化し全体最適の機会をロスしてしまう可能性があります。最も大切なことは、一つ一つの業務の背景にあるバックオフィス全体を俯瞰して、最終アウトプット・ゴールイメージをしっかり持つことだと思います。そしてそれを理解したうえで一つ一つの業務に魂を込めて対応していきたいと考えていますし、みなさんにもぜひそうしていただきたいと願っています。バックオフィスの品質を高めることが事業成長の鍵となります。常に改善し、時にはゼロベースで全体最適を考え、より良いフローを作っていってください。
-本日はありがとうございました。
ipartnersおよび、弊社サービスにご興味を持っていただけましたら以下よりご連絡ください。
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