今回は『ChatGPTに「経理の業務 課題を10個上げて」と聞いてみた』という内容です。
最近話題になっているChatGPTですが、みなさんお使いになられたことはありますでしょうか。
実際どのような返答が来るのかと、試しに「経理の業務 課題を10個上げて」と聞いてみました。
すると、少々時間がかかりながらも10個あがってきました。
1. 請求書の発行と送付に時間がかかる
2. 買掛金の管理が難しい
3. 帳簿の記載が不備で、請求と支払いの金額に誤りがある
4. 税務申告書の提出期限を過ぎてしまうことがある
5. 会計ソフトウェアの操作に不慣れなため、取り違えや重複登録のミスが生じる
6. 資金不足で請求書の支払いが遅れることがある
7. 小口現金の扱いが煩雑で、会社の金銭的な信頼性が損なわれることがある
8. 仕訳帳の欠落や不備があるため、予算管理が十分にできない
9. 月次の決算書作成が時間がかかり、業務の効率が悪い
10. 領収書や請求書の紛失が多発し、会計資料の正確性が保たれない
回答の正確性などはいったん置いておいて、様々な回答を出してくれました。
この中から以下3点についてお話させていただきたいと思います。
買掛金の管理が難しい
要素はシンプルで、支払いするべきはどれなのか?入金されるべきはどれなのか?
これが数社であれば簡単なことかもしれませんが、100社となると手動での管理は難しなります。
また、属人的になりがちでその人にしかわからないといったこともあるかもしれません。
こんなときは会計アプリの出番で解決できるのではないでしょうか。
未払いも入金も管理できるため、もし未入金が発生した場合でもすぐにわかり、
業務メンバー全員での共有が可能です。
月次の決算書作成が時間がかかり、業務の効率が悪い
経理業務に携わっている方は経験があるかたも多いかと思いますが、
月初、月末に仕事量が非常に増えて回らないといったことはないでしょうか。
通常業務に加えて、月初月末は経理業務が増えるため、全体業務量が増えるという構造ですよね。
特に作業量が多い月末月初の時期にスポットで人を増やし、業務を分散して対応することでひとつ解決になりますね。
領収書や請求書の紛失が多発し、会計資料の正確性が保たれない
紙の領収書や請求書のみでの管理となりますと、紛失の可能性は出てきてしまうと思います。
原本は紙でも、これらをきちんとPDF化することによって、データとなり管理されるため紛失は防げますね。
ただ、そもそもデータ化をやってなかった場合はプラスの作業時間と捉えてしまうかもしれませんが、紙だけで保管し紛失した場合の捜索やその後の処理を想像すると、決して手間ではないのではないでしょうか。
今回はChatGPTに考えてもらった課題についてお話させていただきました。
ipartnersではこのような一つ一つの課題に対して過去の事例や新しいデジタルの手法を取り入れながら常に業務効率化を進めていき、そのナレッジをクライアント企業にも展開していきたいと思います。